結婚相談所⑥
仲人さんから次の会う場所のセッティングがあった。私の住む町の大型ショッピングモールだ。前回も書きましたが、ここは昭和の考え方で、男性が労を費やすのです。なので、私の住む町です。
ショッピングモールは、歩きながらいろいろおしゃべりしたり、お相手の興味のあるものなどわかるからという理由だった。
仲人さんからは、「どんどんお話してお相手さんをわかろうとしてね。」と、アドバイスもらいました。
やつは、ニコニコしながら待っていました。
タプタプのお腹を揺らしながらよく笑う。
何周もモールを歩き、ケーキショップに入った。
やつは、甘いものが大好きだから、ケーキセットを頼んだ。大袈裟でなく、ペロリとたいらげた。私がひとくち食べる間に!
「食べるの速いの職業病かなぁ。こんなに速かったらめがねちゃんに嫌われるかな?」と、言った。正直、どんびいた!飲んでるのかな?という速さだった。
この食欲が結婚後の恐ろしい毎日を喰いつくしていくことを、全く予想もしていなかった!
そして、2杯も別のドリンクを注文して、挙げ句に私のケーキも半分食べた。
食べない人よりましかな?と、思った。
会計の時、また伝票を持ちレジに向かったので支払うやつの後ろから2000円渡すと、「いいのに〜。」と、言いながら受け取った!
「私、そんなに食べてないよね?」と、思ったが、結婚するかもなんだから、これくらい堅実な人の方がよいのかなと思い込んだ。
だれかれなしに、年上だからと奢りまくるよりましなのかなと思い込んだ。
次の日、仲人さんから正式にお付き合いを進めますか?の連絡が来た。
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