荷物搬出の当日①
荷物搬出の当日は、天気が味方してくれたようで、快晴だった。
前夜に、両親と打ち合わせをして、搬出するものを購入したレシートや、領収証からA4用紙2枚にびっしりとリストアップした。
やつに1ミリも与えたくない。
例えば、トイレのスリッパや、掃除道具なと、絶対に捨てるものも持ち去りたかった。また、風呂マットなどは、特にやつがお気に入りだったので、キモいので捨てるのだか、持ち帰ると決めていた。
家電類、照明器具、エアコンなど全て持ち帰る。やつは、また会社から与えてもらい、単身用の社宅に入るのか?もし、今のままで夫婦世帯用のマンションなら家賃が上がるのか?など考えてバカらしくなり、考えるのを止めた。
しかし、到着してやつが居なかったらとか、家電を全部売り飛ばしていたらとかも考えた。また、やつが何をするかわからないので、母親にはくれぐれも背中をみせないようにとか、携帯を離さないとか、業者さんと常に一緒に行動するようにと話した。
ここからは、母親と業者さんから聞いたことを書きます。
現地には、午前10時に到着した。エアコンを外す業者さんも到着した。
業者さんが、インターホンを押し名乗ると玄関のドアが開いた。
タバコをくわえた落ち武者のような髪型の脂肪の塊ゴミ男は、横柄な態度でドアを開けた。
ヨレヨレのシャツが腹だけピチピチに張り付き、部屋はマンションの仕様で勝手につく電気以外は消えていて、タバコの匂いが充満して母親は咳き込んだという。
母親が、「搬出リストです。」と、リビングで寝転んでタバコを吸っているゴミ男に渡すと、さっと見て、「何か勘違いされていて、私が、購入したものも入ってますねぇ。ま、いいですよ。一つ一つ確認して下さいよ!」
と、言った。
母親は、キッチンのわかりやすいものからダンボールに詰めていったが、すぐに隣に来て、タバコをくわえたまま、自分が購入したというものを除け始めたという。
例えば、調味料などは、塩コショウとか、醤油など使い続けられるものは自分だと言い、みりんなどやつは料理をしないので、違うと言ったという。呆れたが、バカらしくなり従ったという。本当にクズだ。そして、私のカードで購入した洗剤や、柔軟剤は自分だと言いきったという。本物のクズ男だ!
エアコン作業の業者さんには、「最後までしっかりやれよ!」とか、「養生してるとか言いながら、ゴミでてるじゃん!プロかよ!」とか、いちいち後ろで文句をつけた。
そのくせ、洗濯機など大物を運ぶ見た目ヤンキーのような業者さんには、何も言わなかったという。
本物のゲスいクズな脂肪のカタマリだ。
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