粗大ゴミ男との話し合い⑧
ふんぞり返り、やつは、「離婚は、できません。」と、言った。
母親が、言った。
「○○さん、あなた、経済的に破綻してますよね。そして、実際には娘のお金で生活していましたよね。今後の生活を、バイトや、実家の売却などで補うとおっしゃってましたが、できるのなら、結婚前にやられたはずですよね。でも、できないから、お金が無くて、こんな状態になったんですよね。」
「正直に申し上げて、この結婚はお見合い結婚、源泉徴収票を見て、毎月の生活費を予想して、あなたの給料なら生活していける条件で結婚したんですよね。まさか、借金で全部無くなるなんて思いもよらなかったんですよ。
恋愛して結婚していないので、もう娘にはあなたに対する愛情のカケラもなく、むしろ、詐欺にあったと思っているはず。肉体的にも、精神的にも慰謝料請求したいですよ。
お見合い結婚の条件のあなたの年収で結婚にふみきったんですからね。」
やつは、言った。
「金の切れ目が縁の切れ目ということか。」
母親は、たたみかけるように言った。
「そう思って下さい。」
私は、言った。
「違う!初めから金なんてないじゃん!」
父親が、私を制してこう言った。
「頼む。離婚して下さい。娘は、今日ここに来るのもフラフラなんだよ。どれだけ精神的にやられているかわからないかな?これ以上長引かせないでくれないかな。」
父親は、頭を下げ、「このとおりだよ。離婚届にサインして下さい。」と、言った。
やつは、黙っていた。
私は、「なんなの?なにのだんまりなの?私には離婚しかない!」と、言った。
父親が、「調停や、裁判になれば、お金もかかるよ。払えないだろう?」
やつは、貧乏ゆすりした。
母親が、「慰謝料請求しないから、離婚して下さい。」と、頭を下げた。
やつは、ふんぞり返り、両手のひらを上に向け、「はい、はい、あーもう!わかりました、わかりましたよ!書きますよ。もう。ホントにダルい親子だなぁ。」と、言った。
そして、こう続けた。
「慰謝料請求しないと、そちらが一筆書いてからね!」
ふてぶてしい脂肪の固まりのゴミだ。
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