荷物搬出の当日②
私は行かないほうがよいという判断から、母親が業者さんと一緒に荷物搬出に行ってくれた。どうか、無事で帰宅して欲しいと願っていた。やつに、姑息な嫌がらせをされながらも、業者さんもテキパキと作業してくれたという。
母親は、いろいろと嫌がらせされたようだ。
例えば、やつは、私の箸を母親に手渡し「捨てて下さいよ。ゴミなんで。」と、言った。
玄関に飾っていた入籍の時の写真は、足で母親の元に蹴り「いりませんよ。ゴミなんで。」と、言った。
挙げ句に、廊下にキズをつけたと言い始め、お得意の念書を書かせたという。
やつが、このマンションを退出する際、業者さんが直すという念書を、やつの会社、不動産会社宛てに書かせたという。
そして、最後にクローゼットの中の私の私物をダンボールに詰める際、やつがまだ借金まみれとわかる前に、私に唯一プレゼントしてくれた定価40000円のバッグを母親が手に取った瞬間だった。
「それは、私が買ったものなんですけど。」案の定言った。
母親が、「でも、所有権は娘にありますよね。」やつは、「へー。それは、持っていくんだ。へー。」と、言ったので、母親は、「それをおっしゃるならこちらも言いましょうか?」と、言ったら、自己愛性パーソナリティ障害なので、「どうぞ。」と、しょげたという。
ちなみに、その後このバッグは、デパートの質流れセールで質店に鑑定してもらい、10000円で売った。少ないが、慰謝料とした。情けないが、母親が頑張ってくれたおかげだった。
最後の最後まで嫌がらせをし、母親に掃除をさせて、そのゴミを捨てた後、ほうきとちりとりを玄関横ではたいたら、「ゴミをそんなところに捨てたら、〇〇不動産に叱られますよー。」と、言った。母親が、「ゴミじゃなくてほうきをはたいただけですよ。」と、言うと、「嘘はこまりますねー。私はこの目で玄関ミラーに写るのを見てましたからー。」と、言ったという。母親は「はいはい。すみません。」と、笑ってしまったという。
外で、トラックの荷物を上手く整理していたら、やつが駐車場まで降りてきて、やつの国産高級車から電子レンジや、オーブントースターを抱え、運び始めたという。しばらくは、ここに住むんだとわかった。
やつは、頭がおかしいので、会社も急に出て行けと言ったら訴えられるかもしれないし、恐らく単身のくせに新築マンションに妻帯者の家賃で住まわせてもらってるはずだ。
大手企業なので、やつの病気を知らない訳がない。
トラックを走らせ、近くのコンビニに寄ったら、やつの国産高級車がスレスレに嫌がらせしながら走り去ったという。
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