粗大ゴミ男との話し合い①
粗大ゴミ男は、毎日、朝晩ラインをしてきていた。
結婚相談所で、やつの化けの皮を剥がした。
それは、社会的にやつを抹殺できるような大きなことではないが、やつのことつまり、やつの個人情報を知っている人に、暴露したかった。あんなやつが、結婚相談所にぬけぬけと入会していたのだということを知らしめたかった。やつは、精神疾患持ちなので、逆上したらどうでるかわからない。そこが不安で、怖かった。なので、私ができる仕返しなんてその程度のものだが、やりたかった。
仲人Bさんに相談所の玄関まで見送られ、その足でやつとの話し合いのセルフ喫茶店に向かった。
少し時間がおしたので、待ち合わせには間に合ったが、ギリギリの到着となった。
やつは、喫茶店のドアの横の壁にもたれかかり、腕を組み、横柄な態度で待っていた。
「キッショ!今朝まで送り付けてきたラインにはやり直したいと並べていたのに!何?この態度!」という感じだった。
両親を見ても無言。両親も無言。もちろん私も無言だった。
私、両親そしてやつは、2階まで上がり席を決めた。隣はサラリーマンがパソコン画面を見ている。向かいは、電話をしているおじさん。後ろは、観光かショッピングの母娘だった。
飲み物を購入しに母親と私が一階に降りた。その後を着いてきて、私達は自分達のぶんのみ購入した。そのあとでやつは自分で購入していた。Lサイズを購入していた。いちいち気になったが、もう私の財布に関係ない。そう思い深呼吸した。
そして、テーブルにつき、向かい合って座った。吐き気がした。キモく、キショい。
こんな脂肪まみれで、落ち武者みたいな髪の粗大ゴミ男と、私はまだ結婚しているのだ。
無理!無理!無理!何度も心の中で叫んだ。
父親が、「何が私に話したいことがあると、連絡してきたよね。話して。」と、言った。
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