モラハラ①
次の給料日まで、私の貯金とカード払いで乗り切ることにして、次の給料が出たら補填しようと思い、レシートは全部保管した。
やつの食欲を満たすために、「三食キチンと食べたほうが良いよ。」と話して、朝食を用意した。
今まで一人暮らしの時には一人で起きていたのに、私が起こすことになった。
食パンを焼き、ヨーグルトなどを準備し、何度も起こす。何度も何度も起こす。
「あーあ。もっと寝ていたいのに仕事だから起きないといけないんだね。奥さんを養わなきゃいけないからね。」と、言い食卓につく。
1日目は、6枚切りの食パンを一枚ずつ焼いて食べた。やつは、こう言った。
「僕は、5枚切りが好きなの。明日から5枚切りを2枚焼いてね。」
次の日から私は食べれなくなった。やつが2枚食べたらお金がかかるのだ。毎日買わなくちゃいけなくなる。
やつは、次の日から私が食べてないことにも気づかなかった。
朝食をペロリと平らげ、出勤準備をしたら、玄関に向かい「行ってきます。」の前にこう言う。
「あー。今日も疲れるだろうな。仕事に行きたくないな。働きたくないな。でも、行かないとね。奥さんを養わなきゃならないから。」
私は養われている?いやいや、私のお金で食費がまかなわれているんですけど、、。
やつが出勤するやいなや、チラシのアプリをにらめっこして、どんなに遠くても安い店に歩いていった。
そして、子どもができるまでは働かなくちゃと思い、求人サイトでパートを検索した。
こうして私は、なんとか結婚生活を維持しようと奔走した。必死だった。
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